芦屋ロータリークラブ
ラリトプル周辺貧困女性の刺繍技能習得プロジェクト
マッチンググラント#69552 (2009年5月〜2010年2月)
 

    経済的に恵まれない彼女たちは、手に職をつけたいと人気のある仕事は、ネパールやインド女性が身にまとうサリー、ショール、衣服の手作業の刺繍です。付加価値が高いことからも自立の手段として期待されるものです。

 地元の貧困女性が所属する支援機関や施設から推薦を受け、地元ロータリークラブとルーザー経営者から、トレーニングを遂行することが可能かどうかの面接試験を受け、自立の志の高い若い女性26名を選考、2009年5月、3名のトレーナーにより、刺繍技能習得のプロジェクトをスタートしました。

 9か月に亘るトレーニングを経た彼女たちへ、2010年2月19日、芦屋ロータリークラブの小野哲嗣・近藤正・松本裕夫会員と事務局坂東博子さんとその関係者5人が現地を訪問し、ジャワラケル マンジュシュリ(Jawalakhel Manjushree)ロータリークラブ(RID3992)プリティ (Preeti Shah)会長やロータリアンと共に、修了証書と記念品を贈呈し、彼女たちの門出を祝いました。トレーニーの代表者は、訓練に励んで今日を迎えた嬉しさと、自立の希望、無料技能習得のスポンサーとなった方々とルーザー トレーニングセンターに心から感謝すると挨拶があり、喜びと笑顔の絶えない一日となりました。

 経済的に苦しい女性支援組織であるCBRの推薦で、縫製技能を修了した一人であるラクシミ・サキヤさんは、「私は、貧しい家庭で小学校に行けず、そのために仕事につくことが全くできませんでした。今回の技能習得で、文字や計算も学び、自立の希望を持てました。スポンサーである人たちに是非お礼を言いたかったです。」と話してくれました。彼女の笑顔と喜びに溢れる言葉は感動的でした。

 3名の教師の皆さんは、「今回の刺繍技能の習得者のレベルは過去8年の実績の中で、最高の出来栄えを持つ人たちでした。その作品の見事さは十分に評価できるもので、彼女たちが目指す市場でも、製品としてお客様の期待に応えることができる」と話しています。教師たちは、生徒たちの成果に大変満足し、指導したことに誇りを持っているように感じます。  あわせて、ルーザーで貴重なロータリー資金が有効に費消されているかの会計監査も同時に行い。適正に会計処理がされてることを確認しました。







芦屋ロータリークラブ事務局
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