芦屋ロータリークラブの訪問者5名は、ラルリトプルから10キロほど離れたチャンピ村バガワティ小学校を訪ねました。ルーザー トレーニングセンターが以前から社会貢献活動をしている小学校のひとつです。 鉛筆・ノート・消しゴムなどの文房具を贈呈しました。小学校の1年生から3年生までの児童33名全員は、当日が国民の祝日となった「民主主義記念日」にも関わらず、朝から野山の花を集めて、訪問者にプレゼント、歓迎をしてくれました。(バガワティ小学校の卒業生が、ルーザー トレーニングセンターの技能訓練生であったことから、経済的な支援を待つ小学校と縁ができ、ルーザーは技能習得成果の作品や文具の提供を続けています。訪問者全員がアルチャナさんの通訳で、子供たちの未来を期待するとスピーチし励ましました。 教室の窓の外には授業を受けることさえできない、貧しいはだしの子供たちが興味深く覗き込んでいる姿を見て、複雑な思いもありました。 ネパール訪問の一行は、ネパールの第3292地区次期ガバナーである、ティルタ・マン・サキヤさんや、現地のロータリークラブ会長やキー・メンバーとの懇談会を設け、今後の貧困女性自立支援のプロジェクトについても話し合い、交流と懇親を深めました。 ネパール訪問参加者は、百聞は一見にしかずで、現地の実態を観ることがいかに大切なことかを理解し、得難い多くのことに遭遇し、それらは貴重な体験になったと異口同音に話していました。